見学日記


静岡県にある『むく保育園』さんにお伺いしてきました。



美しい天井と暗くなるととても綺麗なライト。



園長先生こだわりの手洗い場。1枚の板を加工して継ぎ目のない美しい仕上がり。
下は子ども用トイレのスペース。




左は天井の景観を崩さないように床下に設置した冷暖房機器の風が巡る通路。裸足でも暖かい設計。
右は目隠しにもなるすだれ。外からは全然見えませんでした。



外の手洗い場とシャワー。
プール代わりの噴水付き水遊び場。



空の見えるひさし。
雨水が落ちてこないように設計されています。


園長先生のお話を聞いた後、園内を案内していただきました。

むく保育園さんはお弁当や給食を製造している会社が運営されている『企業主導型保育所』で、運営会社の社長様が園長先生を兼任されておられます。

2年前から保育園を始めたそうなのですが、昔から従業員のお子様を事務所で預かったりしておられたそうです。
保育に対する熱い想いをお持ちで、とてもパワーのあるお方でした。

建築に対しても関心が強く、園舎の随所に園長先生のこだわりがみられました。
床や家具などは桐で作られていたり、事務室から保育室内が見えるようにガラス壁を配置したり、外壁に珪藻土を使用したり。
あげればキリがないほど、たくさんのこだわりにあふれていました。
このこだわりはすべて『子どもたちが安全に過ごせる環境』をつくるためのものであり、園長先生の愛のカタチであるように感じました。

『ただオシャレ』なのではなく『機能性抜群でオシャレ』なものが多く、一見するとただの壁に見えるところが実は収納スペースだったり、収納棚が30×30などの決まった大きさになっており全てが組み合わせ自由になっていたりしました。
天井から吊り下げられたライトは、夜になるととても綺麗な光を放ち、お迎えにきた保護者の心を癒す効果もあるそうです。


*-コメント-*
いままで持っていた保育園の概念を覆された園舎でした。
0歳児保育室、1・2歳児保育室、事務室などなど。
用途別の『部屋』ではなく『建物』でわけてしまう発想に驚きました。
木とガラスで囲まれた室内は、木のぬくもりを存分に感じられ、とても温かみがあり居心地のいい空間でした。